ずっと…生きてる
私の辞書に無い文字
「努力」「根性」
この文字、無い。絶対に無い。
あったためしが無い。
よって「持続力」なんてものも無い。
これは自慢。っなわけないじゃんね。
努力が出来る人ってすごいと思う。
根性のある人って尊敬する。
目標を決めてそれをやり遂げる人って素晴らしい。
そんな人に私もなりたい。
ずっとそう思って生きてきた。
しかし、
結局、
今をもってもそんな人にはなっていない。
相変わらず、めんどくさいな~、飽きちゃったな~
ってなことを思いながら生きている。
まったくテキトー、いい加減。
でも私がひとつだけずっと続けていることがある。
それは「生きてる」ってこと。
生まれてから今日まで、けっこう長いこと生きてる。
これ、私にとってはすごいことだ。
「生きてる」
これだけは継続してる。えらい(^^)
そんなことみんな継続してるって?
うん、だからみんなもえらい(^^)
生きてるって、ただそれだけで大変なことだよ。
それをみんなやってるんだから、みんなすごい。
なにが言いたいんだ私。
いえ、なんか、最近、秋でもないのにやたら感傷に浸ってる。
あ~、苦しい人生だったな~とか、
ほんとよくやってきたな~、とか。
ノスタルジックな思いが溢れてくる。
令和になって、昭和に浸る。

私が入学した小学校はこんな感じだった。
木造校舎。
懐かしいね。
今はもう木造の校舎なんて無いからね。
階段を上るとき、ミシミシと音がしたっけ。
トイレも水洗じゃなかった。
それがあっという間に鉄筋の校舎になって、
何もかもきれいになって、トイレも水洗になって、
今なんてシャワートイレになってたりして。
カウンセリングルームに来てくれる方の中には、
「生きるのが苦しいです」
「あとまだ何十年も生きないといけないなんて…」
なんてことをよくおっしゃる人がいます。
私も若い頃は本当に、まだあと何十年も生きるなんて、
そんなしんどいこと勘弁してほしいって思っていた。
でも、最近は人生の残りの時間が明確になってきた。
本当に終わるんだな~って実感してきた。
なのでやっぱり、
努力とか根性なんてのは無くていいや(^^;)