気にしない気にしない


人の目を気にする人がいます。

いえ、日本人ならほとんどの人が他人の目を気にしています。

あんなことを言っちゃった。どう思われただろうか。

こんなことをしちゃったら、変な奴だと思われないか。

言いたいことなんて言えない。

やりたいことなんてできない。

だって、考えてしまうもの。

人からどう思われるだろうかと。

どうしてそんなに他人の目が気になるのだろう。

昔、昔、子供だった頃、よく親に言われていた。

「みっともないことをするんじゃないよ」

「人さまがどう思うか考えてから行動するんだよ」

「自分のことばっかり考えていたらダメな人間になるよ」

「そんなことをしたら近所の人に笑われるじゃないか」

「親戚に顔向けできない」

それから、それから、

思い出せないくらい、親や親戚、近所の大人、そして先生から、

たくさんの刷り込みを受けた。

人に迷惑を掛けてはいけない。

後ろ指なんて指されたら大変。

みっともない恰好をしてはダメだ。

だから、み~んな他人の目を気にして生きるようになった。

でも、自分は人の目を気にしているけれど、人って、人のことになんて

たいして興味なんてない。

自分のことを考えてみたらわかるじゃない。

例えば、道を歩いていて目の前の人が転んじゃったとする。

その人は、すっごく恥ずかしそうな顔をして立ち上がる。そしてバツが悪そうに立ち去る。

転んじゃった人がその時、スカートでもめくれちゃったりなんてしたら、

もう恥ずかしくて、転んだ本人はそのことをずっと覚えてる。

でも、転んだ人を見ている方は、転んだ瞬間は、「あらまあ、大丈夫かしら」

なんて思いながらも、くすっと笑っちゃう。で、次の瞬間にはもう忘れてる。

そうなの、恥ずかしい思いを引きずっているのは、転んじゃった人だけなの。

そのとき周りに何人もの人がいようとも、その人たちはそんなこと忘れてる。

人は自分が思うほど、人のことを気にしてなんていないよ。

一番気にしているのは、自分のことだもの。

でも、まあ、人の目を気にするなっていうのは、無理。

私だって気になる。気にする。

すっごく気にする。

変なことを言っちゃったかな、なんて思った夜は、眠れないほど気になる。

でも、それを受け入れる。

気にしてる自分を受け入れる。

あ~、気にしてるよな~って思いながら、それでも寝る。

何回か、夜を迎えているうちに、何日目かの朝には、なんとなく忘れている。

だから、気にしている自分もオッケー。

そのうち気にしていることにも慣れてくるから。

ほんとほんと、まっいっか(^^)

でね、鏡に向かって言ってください。

「誰もあんたのことなんて気にしちゃいないよ」 ってね。(^^)


53回の閲覧