さみしい人


「あなたってさみしい人だね」

って言われたのは、30年ほども前。

その時は「さみしい人」の意味がよく分からなかった。

でも、今は分かる。分かり過ぎるほどわかる。

なぜあの時、私はさみしい人だねと言われたのか。

そして、今はさみしい人がよく分かる。

あ~、あの人はさみしい人だなって、よく分かる。

そんなことを先日、人に話していたら、

「私もさみしいのよ~」と言われた。

ん~、それはちょっと違うの。

その人は寂しいなと、たまに思うことがあったりする人。

そして、私の言っているさみしい人っていうのは、

寂しいと思っている人ではなくて、

人としてさみしい人ってこと。

それは、他人の暖かさや、思いやりなんかが分からない人のこと。

愛を信じられない人のこと。この世は悪意で満ちていると

思っている人のこと。

そんな人は、とてもさみしい人なんです。

昔の私です。

今? 今は違うのです。

私はさみしい人ではなくなったのです。

だから、さみしい人がよく分かる。

顔を見て、少し話せば、その人がさみしい人かどうかが分かる。

さみしい人がさみしくなくなってくれたらいいなと思う。

どうしたらさみしくなくなるか、私は分かる。

でも、さみしい人は自分がさみしいなんて思ってはいないのです。

人に指摘されてもわからないんです。

ただ、さみしい人はとても生きづらさを感じています。

生きづらさを感じている人が生きやすくなったらいいなと思う。

だから、ここへ話に来てください。

何かに気づきます。きっとね。


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