足りなくてもいいんです。


何かが足りない。

何が?

よく分からない。

「結婚しています。主人は優しい人です。子供もいます。

 持ち家です。舅姑は同居していません。経済的にも困っていません。

 どこからみても 私は幸せな妻であり母です。

 でも、何かが足りないのです」

そんなふうに言われる40代の女性がいます。

なんだか、分かります。それ、分かります。

特に何ってことではないけれど、足りないんです。

そう、人間はいつだって、足りないんです。

どんなにたくさんのものを持っていても、やっぱり何かが足りないのです。

どうしたらいいですか?

足りないものを探してがむしゃらに動き回りますか?

それで、何かを、足りないと思っていた何かを手に入れます。

束の間、ほっとします。

でも、しばらくすると、やっぱりまた何かが足りないのです。

「足るを知ってください」なんてことは言いません。

足るを知っても、やっぱり足りないのです。

だから、

諦めてください。

いつも何かが足りないんだな~と思って生きてください。

自分は何かが足りないと思って生きて行くのだと思ってください。

足りないことが普通です。足ることなんてないんです。

なので、足りなくてもいいんです。


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