感じが悪い人
いますよね、感じが悪い人って。
なんか感じが悪い人。
見ただけで、この人、感じが悪いな~って思う人。
でもって本人は、
自分が他人から感じが悪いって思われていることを感じていない。
カウンセリングルームに来る人は、その反対の人が多いです。
「私は人から良く思われていないのです」とか、
「私は陰で色々言われていると思うんです」とか、
「こんなことを言ってしまって感じが悪い人と思われたでしょうか」など。
他人からどう思われているのかをすごく気にする人が多いです。
で、そういう人って、自分でそう思っているだけで、他人はそこまで思って
いないことが多いです。
まあ本人の気にし過ぎです。
そういう人は基本、大人しいです。優しいです。
他人に気を遣うし、人の気持ちを考えます。
考え過ぎて自分自身が疲れてしまう人が多いです。
昨日テレビを観ていて思いました。
この人、本当に感じが悪いな~と。パッとテレビに映った瞬間、
ヤダなこの人っと思ってしまった。
それは誰かというと、志学館学長の谷岡邦子さん。
口角が思いっきり下がってましたね。
口から出した言葉には、ひとかけらの愛も感じない。
できればお付き合いはしたくない人だな。
こういう人が上司だったりしたら、ほんと仕事がやりにくいだろうな。
この人といても楽しくないだろうな。
ただこの人、寂しい人だな~と思った。
この人自身、人生で優しくされたことや、愛情を実感したことが無かったんだろうな
そう思ってしまった。
可哀そうな人なのかもしれない。幸せじゃなかったんだろうな。
もっとも本人はそんなこと、これっぽちも思っていないかも。
自分は頑張って来た。ちゃんとやってきた。一生懸命に。
確かに立派な経歴だしね。
でもなんか哀しい人だね。
やっぱり感じの悪い人より、感じの良い人になりたい。
口角は下がっているより上がっている方がいい。
魅力的な言葉を話したい。
歳を重ねれば重ねるほど、懐の深い人間を目指したいなと思うのです。