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  • いろり

桜が散っています。


あっという間に咲いて

あっという間に散ってしまう

桜 

ずーっと咲いていたら、特に何の想いも抱かないだろうね。

毎年咲いて、すぐ散って

美しくて儚い花

今年もあっという間に咲きましたね。

そしてもう散ってしまいましたね。

いつも思う。

今年も桜が見られたなって。。

いつも思う。

来年も桜が見られるだろうかって。

先日、近しい人が亡くなって、

彼女は来年、桜を見ることができないんだということを、

しみじみと感じたのです。

何気なく毎年見ている桜だけれど、

そんな出来事があると、毎年見られる保証なんてどこにもないのだと思う。

まさか来年自分が桜を見られなくなるなんて考えてもいない。

だから?

だから何?

一日を大切に生きましょう?

生きてることは奇跡です?

そんなことはどうでもよくて、

ただ、散る桜を見ながら、

あ~、散っていくんだな~

あ~、儚いな~

あ~、でもきれいだな~

なんていうことをぼんやりと思っていた。

太く短い人生と、細く長い人生、どっちがいい?

ぱっと咲いてぱっと散る人生と、

ゆっくり咲いてゆっくり散る人生と、どっちがいい?

選べるのならどっちを選ぶ?

私は、間違いなく前者の方。

でも、だんだん後者の方の人生を歩んでいる自分がいる。

だってけっこう長く生きてしまっているもの。

それならそれで、まあいいのだけれどね。

生まれることも死ぬことも自分の好きには選べない。

生まれることは選べないにしても死ぬことは選べたらいいのに。

80歳になった人には、国から錠剤が渡されるの。

で、それを寝る前に飲んだら、翌朝は目覚めないの。

80歳を過ぎたら、いつ飲むかは自分で決められるの。

そんな薬をもらえたらいいのに。

今年は桜の散るのを見ながら、ぼんやりとそんなことを考えていた。


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