努力する人って尊敬する。


ギターを担いで、久しぶりにライブハウスに行ってきました。

一時期は足しげく通っていたのに、最近はギタ―熱もちょっと冷めて

気が向いた時に家でポロンポロン弾くくらい。なので一向にうまくならない。

でもギターの音色はとても好きなので鳴らしているだけでも楽しい。

今日行ったライブハウスは初めてのお店。

マスターは小柄で気さくな人。

来ているお客さんも気取らなくて、ただ音楽を楽しみたいと思っている人たち。

ライブハウスはマスターによってお店の雰囲気が全然違う。

常連さんも御新規さんも、みんな楽しく飲んでいる。

私はフォークソング世代なので、行くお店もそんな感じのところが多い。

なので年代も同じくらいの人たちが多い。

若い頃から音楽をやっている人もいれば、中年以降になって趣味として始めた人もいる。

私は後者の方。

同じテーブルになった50代の男性と話をしたのだけれど、

彼は若いときに本気でミュージシャンを目指したのだそう。

東京に行って、バイトをしながら色んなライブハウスに出たり、

オーディションを受けたりもしていたという。

でも30歳を目前に、音楽とも決別して地元に戻ってきたのだそう。

「そんな人がほとんどですよ」と彼は言う。

音楽で食べていける人なんて、ほんのほんの一握りなんですよと、

若かりし日の思い出を、遠い目をして語ってくれた。

確かにね、好きなことで食べていける人なんてほとんどいない。

たとえデビュー出来たとしても一線で活躍し続けている人なんて、

それこそ、一握りもいない。

プロになりたいと思っていただけあって、彼の演奏は他の人とは一味違う。

もちろん私なんて足元にも及ばない。

遊び半分でギターを始めた私は、ちょっと弾けるようになっただけで、

嬉しくて面白くてたまらなかった。

そういえば、私は今まで何かをやってやり遂げたことなんてあっただろうか。

何かになりたくて、寝るのも惜しんで練習や勉強をしたことがあっただろうか。

ひたすら情熱を注いでやったことなんてあっただろうか。

ん~、

ないな(^^;)

そこまで好きなものに出会っていなかったのか、もともと私には

そんな能力なんてなかったのか。

なかったのだろうな(^^;)

だいたい私の辞書には「努力」とか「根性」という文字がないからね。

努力をしている人は見ると、心底尊敬します。

根性がある人を見ると、本当に羨ましいです。

でもね、私は努力も根性もないけれど、好奇心は山ほどあって、

色んな経験をいっぱいしました。それで結果何かになっているわけでもないのだけれど、

カウンセリングには役立っているかな。

来て下さるクライアントの方の悩みを、私はけっこう体験しているので、

実感することができるのです。

それはともかく、もしもう一度人生をやり直せるとしたならば、

今度は「努力」の人生を送ってみたい……かな?


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