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心に穴ぼこがあるのだけれど


昔、心が痛かった。

心が痛いって何?

心ってどこ?

心臓? 

心臓が痛いの?

心って心臓にあるの?

なんてことを考えていた10代の頃。

毎日痛かった心。

物事は頭で考える。

で、心で感じる。

10代の頃、頭で考えていたのは、

この世界は幻想で虚無で生きる意味なんてなくて…ってなことばかり。

寂しいを通り越して哀しい

哀しいを通り越して虚しい

虚しさを通り越して…無

あの頃、心の奥底に大きな穴ぼこが空いていて、

そこから色んなものが落っこちていって、

落っこちるとき、心は痛くて悲鳴をあげていて、

それが辛くて痛みを感じないようにするために、

ジタバタジタバタしていたっけ。

本当にジタバタしていたな。

今はジタバタなんてしなくなった。

心も痛くなくなった。

穴ぼこが埋まったの?

いいえ、埋まったわけじゃない。

「穴ぼこがあっても、まっいっか」って思えただけ。

そうしたら、無理やり穴ぼこを埋めようとしなくなったので、

心は痛くなくなった。

穴ぼこはね、今でもある。ずっとある。

生まれたときからある。ひょっとしたら生まれる前からあるのかも。

だからね、仕方ないね。

まっいっか。


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