自分のことしか考えていませんよ。
人の目が気になるっていう人、多いです。
というか、気にならない人なんていないのです。
「私は他人の目なんて全然気にしてないよ」
なんて言う人も、本当は気にしてます。
人間っていうのは、人の目を気にするように作られているので、
どんな人も他人の目は気になります。
他人にどう思われているかが気になります。
ただね、まあそれも程度問題なんです。
日常生活に支障をきたすほどに気にしてしまうと、
家から外に出られなくなってしまいます。
適度には気にした方がいいのですが、ほんとにあくまで適度にです。
カウンセリングルームには「人の目が気になって仕方ないのです」
「人が自分のことをどんなふうに思っているのか気になって仕方ないです」
という人が訪れることが多いです。
私はそんな人に言います。「あなたは他人の失敗をいつまで覚えていますか?」と。
たいていの人は、「他人のことはあんまり覚えていません」と答えます。
ということは、あなたの失敗や失言やあなたがしたことなんて、ほとんど覚えてはいないのです。
あるとき、私は街中の大きな交差点の真ん中で派手に転んで、持っていた書類を
道にぶちまけたことがありました。そこにいた人たちは一斉に私を見ました。
もう恥ずかしいったらありゃしない。
私はその時のことを細かく覚えています。
でも、その時そこにいた人たちは、そんなこと一瞬で忘れてしまっています。
仕事でものすごい失敗をしたことを私は今も気にしています。
同僚にも迷惑をかけたのに、社内の人たちは「そんなことあったね」という感じです。
人って、24時間考えているのは、ほとんど自分の事です。
みんなみんな自分のことばかり考えています。
他人のことを考えているようで、それは自分との関わりについてなので、
結局自分のことを考えています。
誰も彼もが考えているのは自分のこと。
ってことは、
「人の目なんて気にしなくていいよ」「人がどう思うかなんてそんなに気にしなくていいよ」
ということです。
人のこと気にするの、もうやめよーよー(^^)